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ハロー!プロジェクトのように複数のアイドル・グループが在籍する集団では、メンバー間の上下関係が複雑になることがあります。当人の実年齢や事務所の在籍期間がバラバラである上に、所属グループの上下関係が絡むからです。 宮本佳林が Juice=Juice に抜擢されてメジャー・デビューするまでの紆余曲折については以前書きましたが、ハロプロエッグ(研修生)期の佳林の微妙な立場を象徴するエピソードがあります。9 期が加入したモーニング娘。のメンバーやエッグ期の佳林、くどぅ~他がミュージカル『リボーン』を上演した時、出演者が持ち回りでブログを書いていました。その中で鞘師里保が書いたことが、一部のファンの間で話題になりました。鞘師は、モーニング娘。加入前から ASH(アクターズスクール広島)で注目を集めていましたが、当時はハロー!プロジェクト一年目の新人でした。しかし、所属しているのは、ハロー!プロジェクトの頂点であるモーニング娘。。かたや、佳林は、ハロプロエッグとして何年もキャリアを積んで実力が認められていたものの、まだ研修生の扱いでした。それまでに一緒に仕事をする機会が殆どなかったので、二人の間には距離感がありましたが、そんな二人は同い年です。ブログを書く時、鞘師は、二人の微妙な関係に悩んだのでしょう、苦肉の策として佳林のことを「佳林ちゃんさん」と呼びました。それを読んだファンの間で、「ちゃんさん」はブームになりました。 時は移って、Juice=Juice のメジャー・デビュー後に渋谷 O-EAST で行われたあるイベントでの話。それは、新人ミュージシャンが何組も出演し、テレビで活躍する芸人を司会に起用した、力の入ったイベントでしたが、そんな中で我々は例によって最前エリアに陣取っていました。出演者が司会の芸人に話を振りました。
by de_kick_o_nice
| 2015-08-31 08:17
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