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(つづき) そのカメコ言うところの「あっち」が、オフィシャル生写真です。今や生写真はハロー!プロジェクトの重要な収入源の一つですが、本格的な販売が始まったのは Berryz 工房のデビュー時でした。それは、ハロプロが CD のリリース・イベントに力を入れ始めた時期と重なっていました。イベント会場で自分の好きなメンバーの写真を買い揃えて、コンプリートを目指す人が現れました。地方に遠征しないと買えない写真や、発売枚数が少なくて徹夜で並ばないと買えないものが出てきました。そういった写真にはプレミアが付くので、地方に遠征し、場合によって徹夜して写真を入手して、イベント会場の周りでレジャーシートを敷いた「ヲタ露店」を開いてトレードし、プレミア品は転売して次の遠征の資金に……というデッドヘッズのような生活をしている人間がハロプロ現場にいますし、詳しく知りませんが AKB 系の現場界隈にも多く生息しているようです。 生写真と言っても、その大部分は、印画紙にプリントされたアーティスト写真みたいなもので、適当な白バックの前にアイドルを立たせて、少しずつポーズを変えながら連写でカシャーカシャーカシャーと撮られた、傍目には見分けのつかないショットが一つ一つ別の商品として売られていて、同じような写真なのに、片やヤフオクで定価割れ、片や定価の数十倍の価格で落札される、という部外者に理解し難いことが起きたりします。カメコが言うように、生写真は出せば売れるし、生写真をオマケに付ければなんでも売れるし、その結果乱発されて以前ほど極端なプレミア(写真一枚で何万円とか)が付く写真はなくなりました。コンプリートなどもはや絶対に無理なので、欠番を埋めるためにプレミア品を無理して買う人がいなくなったからです。それでも、封筒を開けてみないと誰の写真が入っているか分からない「コレクション写真」(トレーディングが過熱したため「トレーディング写真」から改名)のような射幸心を煽る商品が今なお人気で、人気メンバーの写真を一枚引き当てれば、複数枚の他のメンバーの写真と交換出来たりして、結果ハロー!プロジェクトのメンバー内にトレーディングのヒエラルキーが生成されています。人気メンバーの卒業が決まったりすると、順位が上がるどころか下がってくるあたり、シビアで生々しいものがあります。
by de_kick_o_nice
| 2015-06-18 08:00
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