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ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン、といえば、ご存知の方には説明など必要ない、ポピュラー・ミュージック界の伝説です。ビーチ・ボーイズ全盛期に数多くの名曲ヒット曲を世に送り出し、『ペット・サウンズ』や『スマイル』といったアメリカン・ロック史に残る名盤を作り上げたり作り上げきれなかったりして、第一線を退きました。もう以前のような音楽活動は出来ないだろうと長い間思われていたところ、1990 年代に入って奇跡の復活を果たし、以降今日まで独自のペースで素晴らしい音楽を発表しています。 一方、1990 年代に僕はアルバイトで浅草の観光人力車の車夫などしておりまして、毎日雷門前の交叉点付近に立って、観光客相手に客引きをしていました。しかし、人力車に乗ってくれる人などそうそういないので、ほとんどの時間は立ちん坊状態でした。浅草寺を参拝した観光客は、そのまま仲見世をブラブラして、雷門をくぐって記念写真をパシャリ、というパターンが多く、最近は外国人観光客も珍しくありません。 そんなようすを仕事中にぼんやり眺めていたら、雷門をくぐって出てきた外国人の集団に、ブライアン・ウィルソンに似た人がいました。そう思って見ていると、似てるんじゃなくて、ブライアン・ウィルソン本人じゃねぇか!? 思えばその時、1999 年、ブライアン・ウィルソンは奇跡の単独初来日公演を行って話題になっていた最中。うわぁ、生ブライアン見ちゃった!!と思ったら、ブライアン御一行がこっちに向かって歩いてきました。 ブライアン・ウィルソンは機嫌良さそうだったので、僕は思い切って「アー・ユー・ブライアン? アイム・ユア・ファン!」と声をかけました。プライベートな観光中だったせいか、ブライアンは驚くほど上機嫌、というかハイ、というかアッパーというか、とにかく噂に聞いていたのと全然違う明るさで、握手を求めると応じてくれました。そして、握った僕の手を持ち上げたので、僕はその場でターンしました。そして、そのまま二人で踊りました。雷門前の交叉点で、ブライアン・ウィルソンと人力車夫が、信号待ちをしながら手を取って踊りました。信号が青になって、手を振ってブライアンを見送ったんですが、人力車に誘うのを忘れました。 後日、レコード店でブライアンの握手会が行われ、それはそれで非常にレアな出来事だったわけですが、その時のブライアンは終始ダウナーだったらしく、それを聞いて、僕はラッキーだったのかなと思いました。
by de_kick_o_nice
| 2015-02-02 08:02
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