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島田奈美が島田奈美として最後の 2 ショット写真を僕と撮り(引退する日の日付が変わる数分前に 2 ショットをお願いし、そのあと午前 0 時まで他に写真を撮っていないことを確認したので、間違いありません)、徳永千奈美に「あなたのような謎になるよ!」と僕が謎の宣言をされた MZA 有明(現・ディファ有明)ですが、僕はそこでもう一つ、自分の価値観がひっくり返る経験をしました。ジョージ・クリントン率いる P-Funk オール・スターズの初来日公演です。それが、人生初の来日ミュージシャンのホール・コンサートだったことは、その後の僕にとってデカかった。その頃僕は P-Funk どころか黒人音楽のこともよく知らなかったのに、誘ってくれた当時のバイト仲間だった方に今でも感謝しています。 お陰で僕は、予備知識がないまま、いきなり漆黒のグルーヴと極太のギターの音の洪水に飲み込まれました。轟音に体の芯が揺さぶられ、わけが分からないままに踊らされ続け、しかもそれが途切れませんでした。全身の血液が逆流するかのようなライブは 3 時間以上に及び、終わった時には呆然自失。 初めてのコンサートでそんなものを見てしまったせいで、その後に見た数々のコンサートの中で、それに匹敵するものは数えるほどしかありません。レッド・ホット・チリ・ペッパーズの川崎クラブチッタ初来日公園でさえ、あの日の P-Funk と比べたら...となってしまいます(途中でジョン・フルシャンテがフランク・ザッパの「インカ・ローズ」の早弾き早口パートを弾き語りした時は、爆笑しましたが)。単なるザッパ好きであった僕は、P-Funk を見た後にズブズブとはまって、「ザッパと P-Funk が好きな人」になりました。僕は、ブーツィー・コリンズよりジョージ・クリントン派です。 初来日の数年後、今は無き汐留 Pit で行われた P-Funk オール・スターズの 2 回目の来日公演では、東急ハンズで買ったパーティー扮装用の象の鼻をサー・ノウズよろしく装着し最前列のかぶりつきで見ていたところ、満面の笑みを浮かべたジョージ・クリントン御大に鼻をつままれる──という程度に僕は成長していたのでありました。
by de_kick_o_nice
| 2015-08-24 08:22
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