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中原昌也氏の誕生日は、ちょうど一年違いで僕と同じです。本書によれば、2006 年『名もなき孤児たちの墓』で、野間文芸新人賞を受賞。それは僕も憶えています。なぜなら贈呈式に出席したからです。式の数日前に「パーティーでタダメシ食えるから来るといい」みたいなことを言われたので、それならば是非とお邪魔させて頂きました。会場は帝国ホテル。テキトーな作業服っぽいツナギで行ったものの、タダメシ食いたいという理由でここに来ているのが僕だけだったらどうしようと思っていたら、他にもテキトーな服装の人が 2 人いました。一人は当の中原くん、もう一人は審査員の高橋源一郎氏で、安心しました。受賞の挨拶で中原くんは「こうやって友人にタダメシをご馳走できてよかったです」と言っていたし、パンフレットのコメントにも同じことが書いてあったので、来てよかったと思いました。立食パーティーは贈呈式と別室で行われ、和洋中華デザートその他あらゆる高級そうな数々の料理が食べ放題だったので、僕は遠慮なく片っ端から頂きました。 そのお礼という訳ではないんですが、中原くんにはレコードを一枚あげたことがあります。The KLF vs. Extreme Noise Terror の 3 a.m. Eternal の 12 インチ・シングル。僕は KLF を集めてたので持ってたんですが、中原くんは ENT が好きだったようです。The KLF vs. ENT は、ブリット賞の授賞式のライブ・パフォーマンス用に組まれたコラボレーションで、ENT がスラッシュメタルなのかハードコアパンクなのかそれ以外の何かなのか僕はよく解っていないんですが、要は KLF が授賞式でそういうのをブチかましてひと暴れした訳です。この時のパフォーマンスは YouTube で見れるのですが、ENT の演奏が素晴らしい。素晴らしく速くて素晴らしく騒々しいんですが、KLF のビル・ドラモンドのラップが ENT のスピードに乗り切れてなくて、しかもモゴモゴしちゃって。最後はマシンガンをブッ放したりして、観客が色んな意味で呆気に取られたまま終了、という、そういった若干ショッパイ部分も含めて実に KLF らしいですよね、とファンは生温かい目で見ているのでした。
by de_kick_o_nice
| 2015-07-10 08:38
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